刺繍がしたいと思い、手芸屋さんへ行ってきた。
ここ最近は今までやろうと思ってやらなかったことや、
昔好きでやっていたことを改めて始めようと行動している。
刺繍をやろうと思い立ったのは、
小学校の家庭科の授業のことを思い出したからだ。
裁縫の授業で、正直何を作ったかは覚えていない。
だが、それに自分の好きなキャラクターを刺繍したことは覚えている。
実物は持っていないので何とも言えないが、
授業でしか裁縫をしていないのだ、今見るとお粗末なものだったろう。
ただ、当時の私にとっては、とても満足のいくものだった。
それを思い出し、行ってみたわけである。
何度か足を運んだことのある手芸屋さんだが、
そのときによって目的の商品が違うため、刺繍用品があるのかさえ覚えていなかったが、
中に入るとすぐに刺繍糸の入っている棚が見つかった。
棚の横には刺繍のアクセサリーを作るキットが並んでいる。
少し離れたところに手芸関係の本が各種並んでおり、
手に取ると可愛らしい動物や植物などの刺繍の写真が目に入ってきた。
見ていくうちにだんだんと自分にもできるような気になりと、
気分が高揚し、どの本を買おうかと様々な本を手に取っていく。
だが、ふと我に返る。
私は熱しやすく冷めやすい性分なのだ、と。
先にハードルを高く設定してしまうと、飽きて止めてしまうだろう。
おとなしく手に取っていた本を置き、刺繍糸の棚に戻っていく。
並んでいる刺繍キットの中から初心者用の練習キットを手に取った。
まずはここから始めてみよう。
それで面白いと思ったら、少しずつランクを上げていこう。
小さなことからコツコツと。
スマホゲームを開いてキャラから言われた言葉だ。
焦らず地道に前進していこう。
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