ここ最近は朝の9時近くまで寝てしまうことが多いが、
久しぶりに6時台に起きた。
カーテンを開け、久々の太陽の光に顔が緩む。
これだけで何かしらのパワーをもらった気になる。
ただ元来出不精の私は、何かしらのパワーをもらっても外に出たいという気持ちがないため、
心を無にして散歩に出る。
外に出た私を迎えたのは、春の代名詞ともいうべきあの鳥の鳴き声だった。
ほーほけきょ
実際に聞くと文字通りの鳴き方ではなく多彩な鳴き方をしている。
生で鳴き声を聞くのは初めてなのでは、と思ってしまうほど聞くのは久しぶりだった。
彼がここに来たのが初めてなのか、
それとも私が声に気づかないほど周りに興味がなかっただけなのか。
なんにせよ春の訪れを感じると頬が綻ぶ。
朝の誰もいない時間でよかった。
何もないところで笑っているなど変人と思われてしまうかもしれない。
ああ、人の目を気にせず、心のままに生きたい。
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