儀式から探求へ

目を覚ますと車が水を切って走る音がする。
雨が降っているのかと思い、散歩に行くことを迷いながら身支度を済ませていく。

外の様子を窓越しに確認するとやはり道路が濡れているようだ。
身支度が終わると、もう外に出るだけなので心を無にして外に出る。

霧のような雨が降っている。
ただ、想像したような凍えるような寒さではない。雨は冷たいが、空気は冷たくないため
寒さはあまり感じないようだ。

右手に傘、左手に水筒を持ち、なるべく左手のひらを前にしながら歩く。
手のひらを前に向けながら歩くことで肩こりが良くなる、とネットで見たためだ。
なるほど。肩甲骨が動く感じがする。これのおかげで肩こりが良くなるのか。
納得だ。

雨降りのせいか鳥もいない。
ほぼ毎日同じ景色のため、面白いということもない。
これは、ただ身体を起こすための、精神を安定させるための儀式なのだ。

、という考えだと飽きて止めかねないのが私だ。
毎日同じ空はないし、同じ日もない。
この言葉を信じて集中して歩いてみようか。

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